お知らせ

世界統計学会の参加者に授業公開をしました

7月11日(水)に、京都で開催されている『世界統計教育学会』の授業見学ツアーでの「統

計」の公開授業を行いました。参加者は、海外の統計教育の大学での研究者が中心でした。

テーマは「奈良のシカ問題」。奈良県が出した「奈良のシカ」対策への答申を読む授業。統

計データが結論(答申)に向けてどのように構成されていくのかがよくわかります。しかし、

よくわかるだけに、何をこのデータは隠しているのかも見えてきます。そこを、子どもたちに

考えてもらうために、8つの立場(行政・観光客・観光業者・鹿愛護会・近隣住民/農家・環境

団体・春日大社/東大寺・奈良のシカ)からこの答申を分析し、その可否を発表していく授業

です。習った知識を使って何ができるのか?こういう、私たちに公開されている行政文書を批

判的に読み解ける能力も、数学ができ得るリテラシーであると考えます、また民主主義社会の

形成者として、また本校が掲げるESDの社会への価値実現にとっても大切な経験であろうと考

えます。教科書会社の方、今次の『学習指導要領』の統計分野の責任者も2名来られていて、

10年後の改訂に向けた意見の交流も行いました。

公開授業後は、海外の研究者が関心を寄せる「授業研究」を2時間弱行いました。子どもたち

には随分と助けられた授業でした。附中生が未来の教育課程づくりに参画していく、実に楽しい

経験でした。

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